【柏市】会計年度任用職員5年雇止めルール撤廃を

公務員・教育
会計年度任用職員5年雇止めルール撤廃を
柏市役所に質問書提出 内田議員も同席
 ちば合同労組は5月2日、柏市役所人事課へ会計年度任用職員の5年雇い止めルールを撤廃することなどを求める質問書を提出しました。柏市は2月議会で、来年3月に5年ルールを適用し、公募を行うと答弁しています。
 人事課の担当者は「原則全職種を対象に雇い止めして公募する。20年から24年の採用者全員を雇い止めし公募を実施する」と説明しました。つまり今年の採用者はわずか1年で雇止めです。このことを採用時に伝えてあるのかを問われると「伝えてあったかな…」。まったく理不尽です。
 組合からは「民間では5年で無期転換となる」「正規職員は終身雇用で、非正規だけが雇用が脅かされれて良いのか」と迫りました。
 申入れ終了後に退勤する職員にチラシを配布。わずか30分で70枚がはけました。多くの会計年度任用職員は雇止めを想定せず、自分が今年度の雇止めと公募の対象であることに驚いていました。
 こんなでたらめな制度はやめさせなければなりません。法律・制度的には困難さもありますが、団結して闘えば集団交渉の突破口も開けます。
 今回は内田博紀市議も同席し、厳しく追及に加わってくれました。今後、非正規公務員の使い捨て問題を全市的な問題にしていきたい。(W)
ちば合同労組ニュース 第167号 2024年06月1日発行より